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高校2年生現代文の授業です


by coco-sensei

第2時(2)  最初のペンギン 1  読んでみよう

 2回目の授業です。
 にこにこ顔で迎えてくれる生徒も教室のあちこちにいて、とても勇気づけられます。

 ほとんどの生徒は、こちらを気にかけながら、漢字テストに備えて、今になって覚えているようです。
泥縄的準備です。

 漢字テストが終わると、用紙を回収します。採点は授業後に私がします。

 じゃあ、早速、初めの教材に入りましょう。
 茂木健一郎さんの『最初のペンギン』です。

 この方、時々テレビに出ておられますけど、見たことある人ー。

(ぱらぱらと手が上がりました。みんなそれほどテレビ見ないのかなあ。)
 この間の土曜日、「世界一受けたい授業」っていう番組見てたら、‘アハ体験’とかいって、画面がだんだん変化していくのを見破るゲームみたいなのを、この茂木さんの監修ということでやってましたよ。
脳科学者なんですねー。
 この文章は直接脳科学のお話ではないですけど。
 
 読んでみましょう。

 代表の人に少しずつ朗読してもらいます。
 
 では、今日は13日だから、13番の方にお願いしようかな。
 今日一日中、何回もあたってる?

(13番の女の子、黙って横に首を振ってくれました。)
 そう、だったらお願いします。

 他の人は、読みながら、一文字下がった形式段落ごとに、番号をつけていってくださいね。
 あとで授業の時に便利ですので。

 こうすると、聴いてるうちに眠くならないという効果もあります。
 
 大雑把に2ページずつ、3人の人に代表で読んでもらいました。
 3人とも、ほとんど間違えないで、とても良く読めました。

 読んでくださった方、皆さんありがとう。
 とっても良く読めました。
 ところで、番号、何番までになりました?

 19番! 
 あ、私も。
 それ以外の人、きっとどこかでズレてますよ。


 朗読の間、ほとんどの生徒は、教科書を目で追っているけれど、中には、電子辞書を出して意味調べプリントをやってたり、後ろの方には枝毛をハサミで切ってる女の子もいました。
まあ、これから読んでいくので、それでも大丈夫です。
by coco-sensei | 2009-04-15 14:33 | 最初のペンギン